トイレのドアを防音にしたい【ダイケン音配慮ドアはどれくらい防音できるか】室内防音ドアの効果を検証

『トイレの音が気になる』
『隣の部屋の音が気になって眠りづらい』

思っていませんか?

あまりにも気になるようだと、ストレスに感じますよね。
健康にも良くないかもしれません。

結論からいいます。
『トイレのドアを室内防音ドアにすることは効果があります』

今回の記事では、ドアの音漏れが気になる方に、防音ドアを『使ってみた結果』と『効果』『ドアの性能』をご紹介します。

○新築で部屋の間取りをみて検討している方
○音が気になって対策を考えている方
読み進めてみてください。

 

 

室内防音ドア どの程度”防音”できるの?

「防音ドアってどれくらい効果があるの?」って思いますよね。

我が家は吹き抜けリビングの上にトイレがある間取りだったので、トイレの音が気になるんじゃないかという懸念がありました。
防音ドアは、造作もできるし、商品もありますが、とても高額になってしまいます。

そこで気になったのが、室内防音ドア(音配慮ドア)です。

どれくらい効果があるのでしょうか?

 

ショールームで聞いてみた

ダイケン さんのショールームで聞いてみました。

「室内防音ドア(音配慮ドア)は、音を配慮するだけ。完璧な防音ではありません。」

音の感じ方には個人差があり、環境も違うため、無責任なことを言えないので仕方ない回答ですよね。

 

ダイケン室内ドア『ハピア』音配慮ドアの結果

取りつける前はわからなくて、賭けみたいな感覚で取りつけることにしました。

我が家は1階がリビング、階段の上がすぐにトイレになっています。
部屋を仕切る壁がありません。

 

生活して1年ほど、、。
トイレの音は全く気になりません。

結果的に、トイレの室内防音ドアはとてもいい選択でした。

ダイケン 『ハピア音配慮ドア』は、生活音の軽減には効果があると言えると思います。

 

 

防音ドアにする理由

自宅のドアを防音にしたい理由は、2通りあると思います。

○相手への音を配慮するため
『トイレ』『テレビや映画鑑賞の音』
○自分が受けるストレス対策
『寝室』『テレワークや勉強』

 

音を配慮したい場所

検討したい場所の代表的なのは『トイレ』『寝室』です。

 

トイレ

トイレの音は使用している側も、外にある側も気になることがありますよね。
お客様が来ることがあると、余計に気を使うかもしれません。

寝室

他の部屋の音が気になり眠りが浅くなったり、寝付きが悪くなると健康にも影響してしまします。
ストレスや不和になってしまうかもしれません。

ちょっとしたことに感じますが、毎日のこと。
できるなら音には配慮したい場所です。

 

その他、

  • 静かに子供を寝かせてあげたい
  • いびきがうるさい
  • テレワークや勉強に集中したい

など、いろいろな理由が考えられます。

 

 

室内防音ドアの性能

室内防音ドアの性能を調べてみました。

だいたい各メーカー30dB程度の防音効果が基準数値になっているようです。数値を言われても、よくわからないですよね。
テレビなどの大きな音が70dB程度に対して、一般の生活音が40dB。その差30dBです。

室内防音ドアを使用すると

この防音効果の基準から考えられることは、

○テレビなどの大きな音が家庭の生活音くらいになる。
○生活音がほとんど気にならなくなる。

一般のドアと比べて

普通の一般家庭のドアの遮音効果が16dB。
30dBだと倍くらいの効果があります。

一般家庭のドアの2倍の遮音効果。

 

 

室内防音ドアのデザイン

各メーカーそれぞれ、普通のドアが基準になっていて、性能を機能を付け加えているようです。
  • ダイケン 『ハピア』音配慮ドア
  • YKKap 『ラフォレスタ』
  • 三協アルミ 『リヴェルノ』

実際の取り付けには、工賃なども含まれるので、価格は工務店によって大きな差があります。
確かめる必要があります。

一般家庭で使用するような、普通のドアとあまり変わらない形で、音漏れを軽減するドアです。

ダイケン『ハピア』音配慮ドア

一般的なリビングドアと比べて音漏れを30〜50%軽減します。
戸当たりの特殊気密パッキン。
開閉音を抑える消音ラッチ。

エアタイト

戸を閉めると戸の下部からパッキンが飛び出します。これによって、見切りをフラットにすることができます。沓摺がいりません。


遮音効果は31〜32dBです。
ホルムアルデヒド規制 F⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎性能マークがついています。

我が家はこれです。

 

YKKap『ラフォレスタ』

隣の部屋で掃除機をかけている音が80dBだとしたら、ドア本体の遮音効果が25dB。
自室では騒音環境のめやすである『静か』のレベル55dBまで音を下げられます。静かな事務所で50dBレベルです。
防音戸当たりの『気密パッキン』
戸の下からAT材が出てくる『ボトムエアタイト』
JIS性能遮音等級T-1の性能があります。

 

三協アルミ『リヴェルノ』

日常生活で望ましいと思われる範囲まで下がる遮音効果。防音効果を高める独自の本体構造を持つ戸を作っているメーカーです。
充填材を入れて、面材を厚くすることで、ドア本体が音を吸収します。
当社測定ですが、JIS T-2級相当。
30dBの防音効果
があるそうです。
戸の下からエアタイト。戸当たりには気密材のヒレが、防音します。
ガラス入りタイプのドアは、合わせガラスで防音効果を高めているそうです。

 

どのメーカーも、戸当たりには『気密パッキン』、戸の下には『エアタイト』があって、隙間がないため音漏れを防ぐ機能があります。
一般のドアに比べて遮音効果は2倍程度。

 

 

1年間住んでみて音が気になるか? 室内防音ドアの効果

トイレを音配慮ドアにして、1年経ちました。
実感として、トイレの音が全く気になりません。
明らかに、生活音の軽減には効果があると言えると思います。

少なくとも、一般的な戸とは音漏れは全然違います。

室内防音ドアは、一般の住宅内で発する音の軽減には十分効果的!
検討している方は参考にしてみてください。

 

 

まとめ

今回は室内の防音ドアについて検証しました。

防音ドアで得られる生活面のメリット

  • トイレの音を気にしなくて良い
  • 睡眠の質がよく保ちやすい、赤ちゃんも寝かしつけやすい
  • 勉強やテレワークに集中できる
  • 相手のことを気にせずにテレビや音楽を楽しめる

 

実際に暮らしてみて効果を実感。
防音ドアの効果の程度で悩んでいるなら、一般の家庭音であれば十分に効果が期待できます。