雪かきの腰痛対策【金象印ユニバーサルデザイン雪スコップが楽だった】

『雪かきをするとき腰がつらい』と感じたことありませんか?

腰痛になりにくいスコップがあります。

使ってみて1ヶ月くらい経ちましたが、腰がすごく楽に作業できるので助かっています。
なんで腰が楽なのかな?その理由も検証しました。

雪かきで腰に負担がかかると、腰痛が悪化してしまうかもしれないですよね。過剰な負担は要注意です。
スコップを変えることで、雪かきの苦痛も和らぐかもしれません。

 

今回ご紹介するのは、金象印『UD雪スコップ』


2008年度 GOOD DESIGN AWARD  グッドデザイン賞を受賞しています。

デザイナーのコメントから、、

実作業での横倒れ姿勢による背筋への負荷集中軽減の為、すくい部が身体中心により近づく柄形状、及び地面と腰高付近両方の雪すくい作業に対応できる柄形状デザインを実現しました。

小難しいコメントだけど、とても考えられた設計になっているんですね。

 

それでは、腰にやさしい雪かき用スコップをご紹介したいと思います。

 

 

雪かきで腰痛になる原因

雪かきで腰痛になる原因として考えられること3つ!

①『姿勢』 腰を曲げて作業を行うこと
②『重さ』 雪の重さを持ち上げること
③『時間』 負担がかかる姿勢を長い時間続けること

雪かきは腰に負担がかかる姿勢になりやすくて、さらに雪の重さを持ち上げること、同じ箇所に負担をかける時間が長いことで、腰の筋肉や関節に負担がかかることが考えられます。

雪かきで腰痛にならないためには、、対策を考える

雪かきで腰痛にならない方法を考えてみます。

①『姿勢』 腰を曲げて作業を行うこと
腰を曲げる姿勢にならないためには、『股関節を膝をしっかりと曲げて、腰を丸めない姿勢になるといい』と言われています。
スクワットの姿勢ですね。

デメリットとして、
やってみるとわかるのですが、ずっとそれを意識して実践するのは大変です。
筋力が弱い高齢者や、股関節が硬い人は、理想的な姿勢をとることも辛いことがあります。

②『重さ』 雪の重さを持ち上げること
雪の重さはコントロールしようがありません。重い雪の日もあるし、多く降る日もあります。

雪は高く持ち上げるほど重く感じてくるため、低い位置で作業する方が負担は少ないです。
柄の長さも長いほど重さを感じるようになります。
柄は短い方が楽!
かといって、短すぎると屈まなくてはいけないし、身長に合わせて選ぶのがいいですね。

 

③『時間』 負担がかかる姿勢を長い時間続けること
雪かきをする範囲、雪の降った量によって、作業時間は長くなります。どうしても仕方ないですね。
時間はかかることがあるので、少しでも楽な作業にするしかないですね。

 

 

金象印『ユニバーサルデザイン雪スコップ』を試した

対策のひとつとして、雪かき用スコップを見直してみました。
腰の負担が少ないスコップはないか、、。

見つけたのが、金象印『UD雪スコップ』

特徴はS字に曲がった部分です。

 

なぜこのような形にしたのか?
ホームページからご紹介します。

応募対象が達成しようとした目標

高負担低効率たる雪かき作業において上半身の過度な前かがみと横倒れ姿勢を改善し、身体の特定箇所への負荷集中を緩和するUD目線の機能的スコップを提供する事により、特に体力的、身体機能的に不利な女性や高齢者に対して腰、背中を痛める危険性を減じ、降雪地区生活者のライフサポートツールとして健康維持、障害予防といった社会貢献、安全安心に寄与することを目標としています。

どのような使用者・利用者を想定したか

女性、お年寄りなどの体力的、身体機能的に不利あるは不安のある弱者と言われる立場の方々を想定。

その使用者・利用者にどのような価値を実現したか

高負担低効率で生活上欠く事のできない雪かき作業において、身体の特定箇所への集中負荷を軽減する事で、腰や背中を痛める危険性を減じ健康維持や障害予防への貢献が出来、雪かき作業の身体的、心理的苦痛を軽減しました。

こんな目線でアイテムを開発してくれてたんですね。
ありがたい限りです。

 

 

腰の負担が少ないスコップ使ってみた

実際に使ってみて、腰の負担軽減になったのか?

結果:腰の負担少ないです!

①『姿勢』
あまり屈む必要がなくなりました。スコップの部分が低い位置にあるので、屈まなくても作業ができます。
ごく浅いスクワットくらいで作業ができます。

②『雪の重さ』
スコップの部分が低い位置にあるので、雪を高く持ち上げなくても大丈夫。それでも遠くに捨てることができます。
さらに、柄が曲がっているので、身体の近くに雪の重さがあります。雪が軽く感じます。

③『時間』
これは、雪かきのスペースや範囲によりますよね。
普通のスコップの形なので、雪を押すラッセル型のほうが時間短縮になる場合もあるかと思います。

 

使っている人はどれくらいいるの?

この形状のスコップは、この商品ひとつしか販売していないようです。
(特許とかとっているのかな?)

冬に入る早い時期に買えるのですが、シーズンインしてしまうと見つけられなくなります。

知る人ぞ知る、、なのかな。

早めに買うようにしましょう。

 

評判はどうなの?

インターネットではあまり評判は見つけられませんでした。

知り合いが、金象印『UD雪スコップ』と普通のまっすぐな柄、両方を使っているので聞いてみました。

「違いはある?」
「UD雪スコップのほうが、だいぶ楽」と言っていました。

また、「用途が違うので、ラッセル型と併用するといいよ」と教えてくれました。
(なるほど、用途は全然違うのか、、)

 

まとめ

今回は、雪かきで腰痛にならない方法を考えてみました。

対策として、スコップの形状に着目。
見つけたのが、金象印『UD雪スコップ』


結果として、本当に腰に負担が少なく作業が楽にできました。
腰痛がある人、高齢者、女性におすすめです。

 

金象印『UD雪スコップ』のメリット
①あまり屈まずに、楽な姿勢で作業できること
②柄の形状のおかげで、雪の重さを感じにくいこと

腰にやさしい雪かき用スコップ、金象印『UD雪スコップ』のご紹介でした!